自律神経
痛みはどこで感じるの? 脳のペインマトリックスと鎮痛機構
ペインマトリックス 痛みを感じる脳内ネットワーク 痛みを感じるとき、活動が盛んになる脳の領域はペインマトリックス(痛み関連脳領域)と呼ばれています。 痛みは脳のどこか一部分だけで感じ取っているものではありません。痛覚中枢 …
良いセルフイメージが健康を取り戻すカギになる
症状のことばかり考えていると、悪化することがある 例えば痛み。痛みは本来は危険信号ですから、そこに意識が向くことは自然なことです。しかし、そのことばかり考えていると、脳は次第に「あー、痛みにそんなに興味あるんなら、痛みを …
痛みの「波」はなぜ起こるのか?
血行不良の原因を逆上って考える 痛みが大きくなったり、ぶり返したりすることがあります。 初診でお話をうかがうと、日によって痛み方には波がある、という例が多くあります。もしくは、治療して痛みが楽になった後で、またぶり返して …
冷えの改善に鍼灸の効果
今年も残すところ、あと少しとなってきました。今年、治療で印象に残っているのは、冷えに対する治療がよく成果を上げたことです。 冷えは、肩こりに並んで、非常にありふれた症状ではありますが、自律神経・免疫と非常に関わりが深く、 …
夜間痛の原因と鍼灸治療
今日は夜間痛についてです。 日中は平気か、痛みがあってもガマンできる程度なのに、夜になると痛みが強くなって眠れない。それが夜間痛です。 夜間痛がなぜ起こるのか、詳しいメカニズムはまだ分かっていません。しかし、ひとつ言える …
パニック発作に対処する方法
パニック障害では、パニック発作の際に強い交感神経の興奮が起こります。しかし、実は日常的に過緊張ぎみになっていることが多くあります。普段から緊張をしていることに気づき、リラックスすることで発作は起こりにくくなっていきます。 …
パニック障害と広場恐怖
前回、前々回、と、パニック発作について書きました。 こうしたパニック発作が繰り返し起こり、また発作を繰り返すのではないかと不安が強くなると、パニック障害と診断されます。 パニック障害では、必要ないときに交感神経の興奮が起 …
パニック発作とは その2
前回の続きです。 前回はパニック発作について、交感神経の働きから説明しましたが、アメリカ精神医学会の診断基準では以下のようになります。 パニック発作とは、突然激しい恐怖、または強烈な不快感の高まりが数分以内でピークに達し …