京都府向日市の「うらさき鍼灸院」です。阪急東向日駅西口すぐ。肩こり・腰痛・五十肩・坐骨神経痛・自律神経失調症など、お気軽にご相談ください。

不眠(眠れない、目が覚める)

  • HOME »
  • 不眠(眠れない、目が覚める)

不眠とは

以下のような症状が週に週に2回以上、少なくとも1ヶ月間は続いていており、苦痛を感じていたり、社会生活に問題が出ている状態ですと、不眠症の可能性があります。
こうした問題が一時的な場合は、不眠ではありますが不眠症ではない、と区別されます。

  • 入眠障害→夜、布団に入っても2時間以上眠れない
  • 中途覚醒→夜中に2回以上目が覚める
  • 早朝覚醒→いつもより2時間以上早く目が覚めてしまう
  • 熟眠障害→眠りが浅くて寝た気がしない

睡眠不足と不眠は分けて考える

睡眠不足=睡眠時間が足りない
不眠=時間があっても思うように眠れない

睡眠不足とは、必要な睡眠時間が足りない状態のことで、睡眠負債とも呼ばれます。
徐々にマイナスが溜まっていって、取り返せなくなっていくわけです。具体的には、精神的にイライラしたり、集中力がなくなったり、仕事のミスが増えたりします。

場合によっては、マイクロスリープといって、見た目には起きているのに脳が数秒ほど眠りに入ってしまうこともあります。車の運転中などにマイクロスリープが起きたら、いかに怖いことかご理解いただけるでしょう。

休日に起きる時間が2時間以上遅くなる場合、睡眠不足の可能性があります。

しかし、不眠の方は時間があって寝ようとしても眠れませんので、睡眠不足を解消することが難しくなります。

睡眠には何が影響しているか?

ぐっすり眠るためには何が必要でしょうか。睡眠を考えるときには、睡眠と同じくらい覚醒のことを考える必要があります。

人の体には、眠るためのシステムと、起きているためのシステムがあり、綱引きをしています。一度は眠くなったとしても、体に気になる症状があったり、不安やストレスが強いと眠れなくなることがあります。

眠くならないから眠れないのか、眠りを邪魔する何かによって眠れないのか考える必要があります。

概日リズム(サーカディアンリズム)
体内時計によって私達の生活リズムはコントロールされています。いつも深夜2時に寝る人は、いざ0時に寝ようとしても眠くなりません。眠くなる時間が生活リズムである程度決まってくるからです。

睡眠の恒常性
眠くなるには、ある程度の時間、活動して覚醒している必要があります。昼寝をしすぎると夜眠くなりませんし、徹夜した翌朝には強い眠気に襲われるでしょう。起きていれば起きているだけ眠くなるシステムが睡眠の恒常性です。

睡眠環境の影響
枕が変わると眠れないという人がいるように、寝る環境も睡眠に関係しています。旅行、引っ越しなども影響することがあります。

疾患の影響
腰痛症や五十肩など痛みを起こす疾患、かゆみを伴う疾患、花粉症や喘息などで眠れない場合があります。夜間頻尿などで目が覚めることもあります。また、精神疾患も睡眠に影響することがあります。

薬物の影響
薬の副作用で睡眠に影響が出ることもあります。これについては医師にご相談ください。もしくは、タバコ、アルコール、カフェインなども睡眠に影響があります。

不眠と鍼灸

鍼灸で期待できる点としては、リラックスによって眠りやすくなること、睡眠を邪魔する症状を改善することです。施術のあと、ぐっすり眠れたというお声はよくいただいています。

ただ、このページを読んでいただければお分かりの通り、それだけで睡眠の全ての問題がクリアになるわけではありません。なぜ思うように眠れないのか、対話を通じて問題を探しながら、解決策を模索することになります。それなりに時間も必要になることはご理解ください。

<参考>
日本睡眠学会HP
極論で語る睡眠医学 河合真
スタンフォード式最高の睡眠 西野精治

お電話お待ちしております。 TEL 075-932-7241 10:00~13:00
15:00~20:00
休診日:木日祝

PAGETOP
Copyright © うらさき鍼灸院 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.