京都府向日市の「うらさき鍼灸院」です。阪急東向日駅西口すぐ。肩こり・腰痛・五十肩・坐骨神経痛・自律神経失調症など、お気軽にご相談ください。

めまい

めまいと一言にいっても、グルグルと世界が回って見えるもの、フラフラするもの、難聴や耳鳴りを伴うものなどがあります。治療の上では、肩こり、冷え性、イライラ、不眠など、随伴症状の改善がカギとなります。

めまいを引き起こす代表的な疾患

メニエール病

内耳の水ぶくれ(水腫)によって引き起こされる疾患で、めまい・耳鳴り・難聴が現れます。めまい発作が繰り返し起こるのが特徴です。

レルモワイエ症候群

めまい・耳鳴り・難聴が同時にではなく、入れ替わり立ち替わり現れます。血流の循環不全、内耳圧の上昇が原因と考えられています。

突発性難聴

突然強い難聴が起こり、そのあと頑固な耳鳴りが残ります。めまい・耳鳴り・難聴が起こるのはメニエール病と似ていますが、症状が残りやすく、いかに早く治療を始めるかが重要になります。特に難聴は2週間以内に適切な治療をしないと回復が難しくなります。

この他にも、低血圧・高血圧、変形性頚椎症、中耳炎、脳の異常など、めまいの原因は多岐にわたります。

めまいと鍼灸

めまいが起こる背景には、日常のストレスとその感受性の高まりが指摘されていて、鍼灸が有効な理由もそこにあると言えます。めまいでお悩みの患者さんが、鍼灸によって回復した例は当院でもたくさんありますが、これは鍼灸が自律神経に作用するからに他なりません。

めまいは肩こり、冷え性、イライラ、不眠などの随伴症状を伴うことが多くあります。どれも自律神経症状ですが、治療においては特に交感神経の過緊張を和らげることがポイントになります。

めまいの症例

これまで当院で経験したものから、症例をご紹介します。
※同じ病名・症状であっても、効果には個人差があります。

回転性めまい、疲労、頭重感、手のしびれ 【向日市 女性 43歳】

7~8年前から、仕事のせいか疲労感が強く、ときおり世界がぐるぐる回っているかのような強いめまいがします。仕事はデスクワーク中心で、眼精疲労が気になるそうです。睡眠時間は1日5時間程度で、よく夢を見るとのこと。

睡眠時間、睡眠の質に問題があり、仕事の疲れがしっかり回復していないようです。そのため自律神経の乱れから、肩こり、回転性めまい、頭痛感、手のしびれなどにつながっていると考えられます。

緊張をやわらげることを第一に、首や肩の血行を改善することを第二に考えて治療を行ないました。幸い、十分にリラックスできたようで、2回目に確認したときには回転するほどのめまいは起きなくなっています。疲労感も極端なものではなくなりました。

しかし、まだフラフラした感じや疲れは感じるとのことで、週に1回ペースで治療を継続。計6回の治療を行なった結果、これらの症状は全てなくなっています。


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