京都府向日市の「うらさき鍼灸院」です。阪急東向日駅西口すぐ。肩こり・腰痛・五十肩・坐骨神経痛・自律神経失調症など、お気軽にご相談ください。

手のしびれ

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鍼灸院で痛みに次いで多い症状がしびれです。手のしびれは、神経の圧迫によるものが大半とされていますが、血行不良が隠れていることも多くあります。当院では、自律神経バランスの改善と血行改善を目標に治療を行なっています。

手のしびれの原因疾患

  • 首の異常……変形性頚椎症・頚椎椎間板ヘルニア
  • 肩の異常……胸郭出口症候群(肋鎖症候群・斜角筋症候群・過外転症候群)
  • 肘の異常……肘部管症候群
  • 手首の異常…手根管症候群

しびれは大きく二つに分けられます。ピリピリ・ジンジンする長い時間正座した時に出るようなしびれと、触った感触が分かりにくくなるしびれです。前者を知覚異常、後者を知覚鈍麻といいます。知覚異常は血行障害、知覚鈍麻は神経の圧迫が疑われます。

手のしびれに対する鍼灸治療

血行障害による知覚異常は、ストレスの蓄積によって、自律神経のバランスを崩して起こることが多いようです。血流をコントールしている自律神経は、ストレスの影響を受け続けると調子が悪くなってしまうのです。そのため、知覚異常には全身のバランスを整える治療が有効です。当院では東洋医学による脈診でバランスを診ながら、自律神経を整えて治療します。

知覚鈍麻では、神経が圧迫されてしびれが起きていると考えられます。圧迫の原因は、多くの場合、硬くなった筋肉です。首・肩・背中などに硬い筋肉のしこりができて、手のしびれと連動することもよくあります。こうした硬い筋肉を鍼で緩めると、神経が圧迫から解放され、次第に改善していきます。

手のしびれの症例

これまで当院で経験したものから、いくつかの症例をご紹介します。
※同じ病名・症状であっても、効果には個人差があります。

手のしびれ・肩こり・頭痛 【向日市 23歳 女性】

  • 手のしびれ
  • 首と右肩のこり
  • 右肩甲骨のこり

もともと肩こりはあったが、2週間前に生理のタイミングで悪化。
病院を受診するも、内科では原因不明とされ、整形外科でも異常は見つかっていない。
睡眠は、疲れが取れていないのに5時間半で目が覚めてしまう。
首を左右に回す動作、傾ける動作で動きが悪い。
幸い、初回の治療で全快されたとのこと。

左親指のしびれと左肩の痛み 【向日市 47歳 男性】

  • 左親指のしびれ
  • 左肩から上腕にかけての痛み
  • 姿勢を変えても楽にならない
  • 夜、2時間ごとに目が覚める

病院では頸椎椎間板ヘルニアと診断されている症例です。
左肩は症状が強かったので、かなり重点的に治療しています。
肩の痛みは数回の治療で普通の肩こりに変わり、親指のしびれがなくなるまで計5回の治療を行なっています。

右腕のしびれと痛み 【京都市西京区 45歳 女性】

  • 右肩から親指までのしびれ
  • めまい・立ちくらみ
  • 足の冷え
  • 貧血気味

1ヶ月前に寝ちがえでマッサージを受けるも思うように改善せず、病院を受診。
病院では、首の牽引を勧められ受療したが効果なし。
病院との並行で鍼灸治療を希望されました。

治療3回目では、肩からのしびれが肘から先になり、順調に改善。
実は腰痛もあるいうことで、そちらも並行して治療しました。
8回の治療で腕のしびれは無くなり、計10回で全ての症状が消失。
治療を終えました。

右手全体のしびれ 【長岡京市 45歳 男性】

  • 右手全体のしびれ
  • 右肩甲骨の内側に強いこり
  • 右腕を挙げることができない

著効例です。
20日前、首に「ピキッと嫌な症状」が出て、その後腕を挙げられなくなり、1週間前からしびれが出始めました。
徹夜仕事が多く、休みもなく、強いストレス状態にある。
ビタミン剤・痛み止めを服用するも効果はなく、MRIを予約中とのことでした。

肩から背中へのこりが強かったので、そこに重点を置いて治療したところ即座に軽快。
「魔法のようです」とお褒めの言葉をいただきました。


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