アメリカで5つの州にある6ヶ所の物流センターに勤務する334名を対象に、腰痛の発症率を比較した研究があります。
同じ職種、同じ労働条件ですから、腰へかかる負担も同じくらいです。腰痛の原因が腰への負担ならば、腰痛の発症率は同程度になるはずです。
しかし、実際には腰痛発症率は5倍もの開きが出ました。つまり、腰への負担によって腰痛が発症するとは言えなくなってしまったわけです。
また、腰への負担が多い仕事をしている人は、そうでない人に比べ、腰痛の発症率が低いという研究もあります。腰への負担を恐れる必要はないということですね。
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