新年度が始まりました。

とはいっても、私はいつものように治療しながら、勉強しながら思索にふけっています。
東洋医学の方面から、そして現代医学の方面から。
人の体はどうなっていて、どう治っていくのか。
仮説をたて、検証して、自分の中にある治療法則を更新し続けています。
これは鍼灸師である以上、一生続く作業です。

最近、また新しい発見がありました。
一つは脈診です。
おかげで、どのツボを使ったら何が起きるのか、今まで以上に予測しやすくなりました。
もう一つは背中の治療です。
背骨とそれを支える両脇の筋肉。
このバランスを整える新しい視点を手に入れました。
こうしたことは、どの本にも書いてありません。

何を言ってるか分からないかもしれませんが、分かるように書こうとすると鍼灸師にしか分からない内容になってしまいます。
どう伝えるか。
これも永遠のテーマです。