先日、厚生労働相のとある研究が発表されました。
握力が強いほど長生きする傾向があるんだそうです。
長生きだけではなく、心臓病や脳卒中という循環器病の発症リスクも下がるとのこと。
これは鍼灸師なら興味を引かれる話題です。
鍼灸医学では、手の平には心臟に関わる経絡が通っていると考えますので、手の平=心臓ですし、握力は心臓の状態を反映するということもできます。
また、「心は血脈をつかさどる」といいますので、循環器系のトラブルは心臓のトラブルと同じカテゴリーに入ります。
こういう記事を見ると、昔の人は凄いなと思わず感心してしまいます。
もちろん、東洋医学が科学で完全に解明されるには、まだまだ多くの時間が必要です。
しかし少しずつでも解明されてきているのかなと感じます。
今後のさらなる研究に期待です。
(握力が強いほど長生き、循環器病発症も低リスク/YOMIURI ONLINEより)