ここ何年かは、年末年始というと30日まで診療して大晦日に大掃除。元旦はいただいた年賀状を整理して帰省するも、2日には帰ってきて3日は翌日からの診療準備というのがパターンになっています。けっこうバタバタです(笑)
さてつい先日ですが、診療再開と同時にホームページの症状ページを増やしました。椎間板ヘルニアのページです。本当でしたら、他にも脊柱菅狭窄症、すべり症、潜在性二分脊椎症、椎間狭小、側弯症、等々、、数多くの疾患についてページを作りたいところではありますが、なかなか手が回りません。
しかし、いずれの背骨の異常においても、腰痛とは関連性ありとする確かな証拠はありません。逆に、腰痛と無関係であると結論する研究ならばいくつも存在しています。
今回、ページを作成するにあたって、インターネット検索をかなり行いました。多くの治療院が椎間板ヘルニアの記事を出しています。そのうち、大多数は古い、医学的には覆された、はっきりいえば間違った情報に基いた記事でした。
しかし、数は少ないですが、新しい知見に基づいた記事も出てきています。今はまだ過渡期なのです。もしかしたら、はっきりと情報が書き換わるにはあと10年くらいかかるのかもしれません。しかし、私は性格的にウソがつけません。流行りに合わせて事実ではない情報をまことしやかに書くことはできません。
これからも新しい情報、正しい情報を吟味して参りたいと思います。