先日、知り合いに誘われてデューク更家さんのデュークズウォークを体験してきました。会場には250人くらいの人が詰め掛けていました。

内容は解説に1時間・ウォーキングに1時間くらいで、非常に楽しく、また中身の濃いものでした。特に私が興味を引かれたのは、動きの説明の半分以上が東洋医学だったことです。「天地人」「任脈・督脈」「気血水」等々、鍼灸師にとって聞き慣れた用語が目白押しで、それをうまくウォーキングに取り入れてあって感心しきりでした。

そして何より、デューク更家さんは話が上手いし面白い。「小指は心臓と繋がっている」など、真面目に話すと時間がかかりそうな話を、一言二言で表現されていたのには参りました。個人的にはその部分でも勉強になりました。

もちろんウォーキングも楽しく学べました。あんな短時間で歩く姿勢って変わるものかと驚きましたが、後から経絡が応用されていることに気付きました。腕をひねって肩甲骨を動きやすくしたり、腓腹筋を伸ばして腰を楽にしたり。手段が違うだけで、根底にあるものは同じだったんですね。

何だか、とてもいい刺激を受けました。