今日はドイツの話です。ドイツでは、腰痛とヒザ痛の治療において、鍼灸治療が公的保険でカバーされています。なんと自己負担なしで鍼灸を受けられるというのです。ドイツは進んでいますね。

では、どうしてドイツでは鍼灸を保険で認めているのでしょうか。答えは、効果が高いからです。シンプルですが、これ以上ない答えだと思います。

鍼灸は臨床研究がさまざまに行われていて、その効果が明らかとなっています。ドイツでも、保険適用を判断するために研究が行われ、鍼灸はそれまでの通常医療よりも高い効果が認められました。そのため、ドイツは保険適用に踏み切ったわけです。

日本において鍼灸がドイツと同じくらい認められるには、情勢的にまだまだ時間がかかりそうですが、いつか実現してほしいものです。