明日、(公社)京都府鍼灸師会主催の「学生のための鍼灸実務講座」にて講師をします。
「東洋医学の考え方と使い方」というテーマで、鍼灸治療の根幹となる気の概念や、陰陽論、治療論などについて話をします。
東洋医学は、鍼灸治療に必要不可欠なものですが、昨今では苦手に感じる学生が少なくない状況です。東洋医学に基いて治療をする鍼灸師は、10人中1人いるかどうかでしょう。
しかし、鍼灸治療の効果を考えたとき、東洋医学は絶対に外せません。現代医学的な知識をベースに鍼灸を行うことも不可能ではありませんが、対応できる幅は狭くなってしまいます。
私の話で、少しでも彼らの苦手意識を払拭できるよう、頑張ってきます。