鍼灸の得意分野

痛みへの対処

鍼灸治療は、痛みを伴なう疾患を得意としています。 少し昔に鍼麻酔がブームになったのをご存知でしょうか。 鍼の作用によって脳内でモルヒネ様物質が産生され、麻酔薬なしで手術が出来てしまうというものです。 この一例を見ても、鍼灸がいかに痛みを止めることに秀でているかご理解いただけると思います。

また、鍼灸はガンなどの終末期医療でも利用されています。 モルヒネの量を減らすために鍼灸の鎮痛作用が使われているのです。

鍼灸は腰痛・肩こりのイメージが強いですが実はそれだけではなく、非常に幅広い痛みに対して有効です。 当院でも線維筋痛症という原因不明の疼痛疾患に対して高い効果を挙げています。

自律神経のバランス調整

日頃の疲れにはじまり、肩こり・腰痛・めまい・耳鳴り・内蔵の不調など、自律神経が関わる症状は多岐にわたります。 鍼灸治療は自律神経に働くことが科学的に判明しており、病院で対処療法しかない疾患にも対応できることが多々あります。 最近では安保徹先生の自律神経免疫療法が有名ですが、その治療法は鍼灸がベースとなっています。

体質からの改善

病の原因には様々なものがありますが、体質というのも無視できません。

鍼灸には、体質の分類とその養生法・治療法が存在します。 そして治療を続けることで、次第に元に戻りにくい身体へ変化していきます。 つまり体質から改善できるわけです。

季節の変化に合わせた治療

人体は四季に応じて変化します。 夏は熱を発散させますし、冬は体温を逃がしません。 同じ気温23℃でも季節によって感じ方は違います。

この変化がスムーズにいかないと体調を崩すことになりますが、鍼灸にはそのズレを調整する方法が伝えられています。

未病治

テレビなどで、未病という言葉を目にした人も多いでしょう。

鍼灸には「未だ病まざるを治す」という言葉があります。 未病とは、病の一歩手前の状態です。 本格的に病気になる前に治してしまう。 つまり予防が大切だということです。

当院は、身体のメンテナンスに、月に一回の鍼灸をお勧めします。

ストレスとたたかう鍼灸

病の原因に、七情というものがあります。 これは怒・喜・思・憂・悲・驚・恐の7つの感情、つまりストレスですね。 感情も強すぎれば病の原因になります。 ストレスは自律神経のアンバランスを引き起こしてしまうからです。 思いつめて食欲がなくなったり、イライラして血圧が上がったり。

こうしたストレスに悩むのは、今も昔も変わらないようです。

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